◆はじめに
「弱者の剣(じゃくしゃのつるぎ)」はPolygonotes初のカードゲームです。
数字と色だけを使った、簡単かつ奥の深い「逆転の駆け引き」がテーマとなっています。
思わず手に取りたくなる、ステンドグラス風の綺麗で暖かなデザインも特徴の一つです。
◆作品紹介
太陽がもっとぺかぺかと輝いていた、いつか昔の話。
永い間、争いを続けている六の王国がありました。
どの王国も疲弊しており、不毛な争いからの脱出を狙っているのですが、なかなか成功しません。
あなたは、そんな争いの真っ只中にいる1人の王様。
「弱者の剣」の一振りで、情勢を一気に覆し、どの王国よりも早くこの争いから抜け出しましょう!
【ジャンル】 アナログカードゲーム
【プレイ人数】 2~6人
【プレイ時間】 20分
【対象年齢】 7才以上
【内容】 カード57枚、外箱、説明書
【価格】 1,500円(税込)
◆カード説明
「キャラカード」(50枚、全10種)
始めに6枚配られる手札となるカードで、青の数字と赤の数字が書かれています。
天秤カードが青の時は青が、赤の時は赤が、そのカードの有効な数字となります。
基本的に、青の数字と赤の数字の大きさは反比例しています。
また、カードには色があり、名前枠と外枠がそのカードの色となっています。
「弱者の剣」(6枚、全1種)
始めに必ず1枚ずつ配られる手札となるカードで、このゲームのテーマに大きく関わっています。
場に出すことで、天秤カードの裏表がひっくり返ります。
また、このカードは例外的に全ての色を持っている上、裏面がキャラカードと異なります。
「天秤カード」(1枚、全1種)
カードの有効となる数字の色を決定します。
「青」の時はカードの青の数字を、「赤」の時はカードの赤の数字が有効になります。
弱者の剣が場に出されるたびに、「青」と「赤」がひっくり返ります。
◆ゲームルール説明
①手札を配る
カードセットから「天秤カード」と「弱者の剣カード」を除いて山札とし、
よく切った後、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
この後、除いた「弱者の剣カード」を各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
②場の準備をする
残った山札の隣に「天秤カード」を青側が表になるように置きます。
更にその隣に、山札の1番上のカードを1枚、表にして、
青の数字が天秤のマークの方向と合うように置きます。
手札は、この天秤カードの隣のスペース(以降「場」)に出していくこととなります。
これで準備はおしまいです、早速ゲームを開始しましょう。
③ゲームの進め方
ゲームは、開始プレイヤーから時計回りに進めます。
自分の順番が来たら、「カードを手札から場に出す」か
「カードを出さず、山札からカードを引く(=パス)」か
のどちらかを選択した後、次のプレイヤーへ順番を譲ります。
④出せるカードの条件
場に出すことのできるカードの条件はただ1つだけで
「天秤と同じ色の数字が、場の天秤側の数字より大きい」こととなります。
出すカードは1枚だけか、同じ色のカードを組み合わせるか選択できます。
同じ色のカードは、好きな枚数を、それらの数字を足して出すことができます。
また、弱者の剣は全ての色を持つため、どのカードとも組み合わせることができます。
⑤特殊カード「弱者の剣」について
「弱者の剣」は全ての色を持つ他、特殊な効果があります。
それは、天秤カードの裏表をひっくり返す効果です。
天秤カードは「青」と「赤」の2面を持っており、
その時表になっている色で有効となるカードの数字が決定されます。
そして、それぞれのカードは「青」と「赤」の数字の大きさが反比例しています。
つまり、「弱者の剣」とは、強いカードを弱いカードへと転覆させる、
強きを覆す弱き者のための一振りなのです。